鬼才デヴィン・タウンゼンド様

この記事は METALバンド Advent Calendar 2015 の 13 日目の記事です。


昨日は Yuya Takeyama さんの好きな Doom Metal のバンドを紹介していく - Born Too Late でした。
Black Sabbath はロニー在籍時代の Heaven And Hell が好きです。
その昔 Dio で Spiritual Beggers と一緒に来日して、Zepp Osaka で Heaven And Hell を見た時に鳥肌たちまくりで、すげーすげーと感動した覚えがあります。


さて自分がメタルを聴きだしたのが 95,6 年くらいだったので、おおよそ 20 年くらい経ち、その中でこの人天才やわーと思うアーティスト・ミュージシャンとは作品やライヴという形で出会ってきましたが、ここ数年で自分が一押しな鬼才アーティストはデヴィン・タウンゼンド様。


スティーブ・ヴァイとともにアルバムを作り、その後自分のバンド Strapping Young Lad で活動し、Strapping Young Lad 解散前からソロ名義や Devin Towsend Project というバンド名義や Casualties of Cool というカントリー調の曲をやるプロジェクトや、Ziltoid the Omniscient というストーリー物(人形劇?)のアルバムを出してます。


Strapping Young Lad や Devin Townsend 名義の Physicist はスピードとアグレッションに満ちたスラッシュメタルをやったり、Punky Bruster ではメロコアをやったり、Terria や Synchestra ではプログレッシブな感じをやり、Ocean Machine ではポップとアンビエントを絶妙にミックスさせたり、普遍的なメロディがとても魅力的なメタルなアルバムを作ったり、一人の人間の中から産み出されたは思えないくらい多彩です。
最近では YouTube でエアコンとジャミングというネタ動画をアップロードしてたりしてます。


ライヴでは「ヴァンクーバーから来ました。デヴィン・タウンゼンドです! チンコめっちゃ小ちゃいです! 」とか、ライヴ中にいきなりズボンを脱いで、パンツ丸出しになったり、この前 2 時間でデモを録音できるかっていう企画では、ProTools の操作が上手く行かない時は「このチンコやろう!」を連呼するお茶目なデヴィン様最高!


その中で自分が一番気に入ってるのは、やはりメロディックな面を出している所が大好き。
おすすめなのが、Anneke Van Giersbergen がゲストヴォーカルで参加してる Devin Townsend Project 名義の Addicted。

ちなみにこの PV を見て再びデヴィン様熱が復活しました。しかしなんでアニメなんだろうw


同じく Anneke が参加してる Epicloud もおすすめ。
昔 Physicist でやった Kingdom をやり直していて、音が凄くクリアになっているのもおすすめです。


またてっとり早くデヴィン様の魅力に触れるのはライヴ映像を見るのが一番でしょう。
バックのミュージシャンはスキンヘッド(ベース)、スキンヘッド(ドラム)、坊主(ギター)という髪がない素敵な人たちで、勿論楽器の腕は超一流です。
特にドラマーのライアンさんはジーン・ホグランドや、Soilwork のダーク・ヴェルビューレンが参加した曲もあっさり叩いています。


Retinal Circus


Devin Townsend Presents: Zilto


というわけで、デヴィン様に一人でも興味を持って貰えれば嬉しいです。
なお、日本でデヴィン様の情報は @DevyNerdsJapan さんのアカウントをフォローしておくと最新の情報が手に入ります。
LoudPark で来日したけど、フルセットのショウを見たいから来日しないかなー。