2023 年振り返り

今年は人生で初めて入院 ~ 手術を経験した。

1月 ~ 3月が非常に激務で、2月くらいに歯の奥と耳元付近が違和感が出てきて、そのうち痛みになってきた。

最初は歯かと思ったので、近所の歯科医に行ったが、特に虫歯でもないしレントゲンを撮ったが、親知らずではなさそうという話になった。

親知らずは下の2本残っていて歯茎に埋まっていて、取れないから大学病院で手術になると随分昔に言われていた。 歯ではなさそうだから、耳鼻科に行って診てもらってと言われて耳鼻科に行った。

耳は忙しくなってくると音が聞きづらくなるということが何年か続いてきたので、 何か起きてるのかもしれないと言われて薬をもらって様子をみようとなったが、 薬を飲み終わっても続いたので、再度診療してもらうと、親知らずの可能性があるかもしれないと言われたため、 大学病院で検査をすることになった。

精密検査をし、おそらく親知らずが原因の可能性が高いと言われて、放っておいたら痛みはおさまる可能性はあるが、 完治することはないと言われたため、抜歯することを勧められた。

色々考えた結果、歳をとって体力が無くなってから手術するより、 まだ体力がある今のうちに抜いておいた方が良いと判断し、 入院し両方の親知らずの抜歯手術を受けることにした。

3 月と4月に入院前の検査と麻酔科の診断などを受けて、また仕事が4月にだいぶ落ち着いたので、 5月末に手術と入院をすることが確定した。

入院と手術

手術前に前泊し手術後に一泊するという二泊三日の予定だった。 病室はたまたま個室が割り当てられて快適だった。 PC を持っていったが、コードを書く気にもならなかったので、開くことすらしなかった。 病院食もまずいとは思わなかった(ふりかけを持っていくのを忘れて病院内にあるコンビニで買い足した)。

夕方に手術内容を説明を受けた。 歯茎を切開し親知らずの頭を切り落としてから抜くという説明を受け、何か質問あるか?と聞かれたので、 技術的な難易度はどんなものか?という質問をしたところ、歯の隙間が CT スキャンの画像を見る感じ 狭そうだから技術的な難易度は割と高めと教えてもらった。

手術当日

手術当日は朝から点滴用の針を入れられ(新人の看護師さんが失敗したようで、昼前にもう一度刺された)、 待機していてくださいと言われて待機。 なかなか呼ばれなくて結局予定より一時間半ほど待たされた(前の手術が伸びたそう)。

呼ばれてから看護師さんに手術室に連れていかれた。 初めて入る手術室は人類のテクノロジーが詰め込まれてる感じがし、 また手術に多くの医師や看護師、技術士が関わってるというのを目の当たりにし、 機器等について正直色々聞きたかったのを覚えているが、 手術台に寝かせられて、器具を手足や胸に付けられてるうちに意識を失った。 (意識を失う直前に足に激痛が走ったのを覚えていて、ごめんなさいと謝られた)

名前を呼ばれて起こされた時には手術が終わって手術室を出る時だった。 手術は2時間ほどで終わった模様で、特に問題なく終わったと聞かされたが、麻酔で朦朧としていた。 病室に戻ってから顔の両側が痛かったのを覚えている。

夕食が出たが、激痛のため食べる気になれず絶食。 また冷やしておくようにと言われたため、氷嚢を当てて寝た。 夜中氷がなくなったので、初めてナースコールを押して氷嚢を取り替えてもらった。

退院当日

明け方口が気持ち悪くなったので、口をゆすいだら激痛が走ったため、口に物を含むのが怖くなった。 朝に術後の確認で診察を受け、傷口も特に化膿してないとのことだったので退院して良いと言われて 精算し退院した。 どうせしばらくまともに食事取れないだろうと思って、飲むゼリー系をたくさん買って帰った。 案の定十日ほどは固形物は食べられなかった。

経過

その後一週間ほど痛くて起き上がれなかった為仕事は休んだ(5月後半は GitHub のコミットがない)。

顔が見事に腫れ上がり面白かった。 一週間後に抜歯し、定期的に診察してもらうことになったので、しばらく通院することになった。 二、三週間で治るのかなと思ったけど、全然そんなことなかった。 骨を削ったためそれが再生するのに三ヶ月ほどかかるだろうと言われた。

しばらく顔が痛いし、食事はまともに取れないし割ときつかった。 今でもたまに起きるが、神経があるところを手術で触ってるので、顔がピクピクすることがあって結構鬱陶しい。

結局痛みが引いて通院が終わったのが診断された通り三ヶ月くらいだった。

手術自体経験したのは非常に良い経験をした。 執刀医の先生、看護師さんのおかげで痛みは無くなったのはよかった。

お仕事

前述の通り 1月 ~ 3月は非常に激務だった。4月からまた副業で去年のプロジェクトに関わらせてもらって 自分のプロジェクトに還元できた。 作って3年ほどのフロントエンドのプロジェクトを大幅にリプレイスする際に非常に役に立った。

新しく学んだ技術としては Tailwindcss のプラグインの仕組みを使った共通システム的なのを実践に投入できてよかった。 複数のプロジェクトでベースとなるデザインを GitHub のプライベートレジストリに入れて、 各々のプロジェクトで使うというのが実現できてよかった。

また久しぶりに Next.js を触っているが個人的な好みとかけ離れていっているのが再確認できた。 (SSG が必要なだけで vike が良さそうだったが、ちょうど vike にリネームしたてくらいで時期尚早な感じがしたので Next.js にした)

来年

今年は色々むむ?と思うことやモヤモヤすることが非常に多かったので、来年はどうなってるやら。 続くようであれば色々考える必要が出てきそう。

ともあれ長年のずっこ頭の隅っこにあった、いつか親知らずを抜く必要があるというのに、 悩まされることは無くなったのはいいことだった。